▼2017年11月5日

 

米軍基地いらんちゃフェスタin京丹後 2017

 

日時 2017年11月5日(日)

   13時30分集会開始 15時30分デモ出発

会場 丹後文化会館ホール(京丹後市峰山)

ゲスト 前泊博盛さん(沖縄国際大学教授)

★11時30分から12時まで米軍基地ゲート前での抗議行動

           (基地ゲート前に結集を)

主催 米軍基地建設を憂う宇川有志の会 米軍基地建設反対丹後連絡会

協賛 米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会

   米軍基地いらない京都府民の会

 

 

●戦争や制裁ではなく対話を!東アジアの平和を!

 

東アジアの軍事的緊張がますます高まってきています。米・トランプ政権は、「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」として、朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)への武力行使を否定せず、大規模な米日韓合同軍事演習をくり返し、朝鮮への制裁を強化してきました。しかし、武力で平和はつくれません。このような米日韓の動きは、朝鮮を核開発・弾道ミサイル開発においやり、東アジアにおける戦争の危険性を高めてきただけでした。

 

●朝鮮戦争を終結させる平和協定の締結を!

 

東アジアの軍事的緊張の根底にあるものは、1950年に開始された朝鮮戦争が停戦状態にあるだけで、未だ終結していないことです。いま求められていることは、米日韓による合同軍事演習と朝鮮による核開発・弾道ミサイル開発の双方を停止し、米朝の直接対話・六カ国協議の再開、朝鮮戦争平和協定の締結をもって、東アジアの平和への転換点をつくりだしていくことです。

 

●米軍X バンドレーダー基地撤去!沖縄・日本の全基地撤去に向かおう!

 

京丹後の米軍X バンドレーダー基地は、運用を開始して以来、基地からの騒音や米軍人・軍属の交通事故などによって、住民の安全・安心を脅かしてきました。そして、この米軍基地の存在そのものが東アジアの軍事的緊張を高めるものであり、朝鮮が在日米軍基地も攻撃対象だと表明しているように、東アジアで戦争がおこればぼう大な人々が犠牲になることは明らかです。米軍や自衛隊の出撃拠点となる米軍基地・自衛隊基地、ミサイル防衛(MD)戦略の拠点となる軍事基地はただちに撤去させていかねばならないのです。

 

米軍X バンドレーダー基地撤去のために闘い、京丹後の地から東アジアの平和をつくりだそうと全国・全世界へと呼びかけていきましょう。

 

●威嚇と制裁で平和は創れない

 

安倍政権は、集団的自衛権行使の訓練として米韓合同軍事演習に参加し、朝鮮への軍事的威嚇と制裁の強化を主張し続けてきました。そして、「北朝鮮の脅威」を煽りたて、辺野古新基地建設など全国各地での基地の新設・強化を推進し、いよいよ憲法9条改悪に突き進もうとしています。また、新たに登場した「希望の党」は、総選挙での公認条件として集団的自衛権行使のための安保関連法の承認と憲法9条改悪を掲げており、まったくの自民党の補完勢力です。

 

●韓国民衆の闘いに連帯しよう!

 

このような東アジアの軍事的緊張が高まるなかで、ローソク革命によって朴槿恵政権を打倒した韓国では、朝鮮半島・東アジアでの戦争に反対し、THAAD ミサイルの配備撤回を要求して激しい闘いが続いています。文在寅大統領もまた、トランプ政権からの圧力によってTHAAD 配備を受け入れましたが、8 月15日(光復節)の演説で朝鮮半島での戦争に反対すると表明しました。韓国民衆との国際連帯をさらに強化し、東アジアの平和のためにともに闘いましょう。

 

米軍基地いらんちゃフェスタのスローガン

 

平和な日本、平和な東アジア、平和な丹後を子どもたちに!

米日韓合同軍事演習反対!

危険なX バンドレーダー基地の即時撤去を!

住民の安全・安心の確立を!

日米地位協定の抜本的改定を!

 

連絡先 米軍X バンドレーダー基地反対・近畿連絡会

京都市上京区四番町121—5 大湾宗則

Tel/Fax 075—467—4437

事務局連絡先 090—1590—9469(山本純)

 

▼2017年10月7日

米軍Xバンドレーダー基地撤去!

韓国・沖縄に連帯する10・7京都集会

 

日時  2017年10月7日(土)13時~15時 デモ出発15時30分(京都市役所前まで)

会場  東山いきいき市民活動センター集会室(二階)

ゲスト 韓国のTHAAD反対運動から

    THAAD配備反対金泉対策委員会執行委員長 パク・ヒジュさん(金泉市会議員)

主催  米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会(協賛団体を募ります)

参加費・資料代500円

連絡先 602-8347 京都市上京区四番町121-5 大湾 宗則方 

      電話&FAX 075-467-4437 郵便振替口座 00950-9-303127 名義 京都連絡会

        事務局連絡先 090-1590-9469(山本純)

 

 

● 朝鮮半島・東アジアの平和への転換点をつくりだそう!

 

 米・トランプ政権は政権発足後、「あらゆる選択肢が机上にある」として朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)への先制攻撃を否定してきませんでした。そして、朝鮮半島・東アジアでの巨大な米日韓合同軍事演習を繰り返してきました。これに対抗して朝鮮は、7月28日に米本土に到達するICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験に成功し、搭載する核弾頭の開発を進めてきました。そして、米軍の西太平洋での拠点であるハワイ・グアムや在日米軍基地も攻撃対象だと公言してきました。

 東アジアでの軍事的緊張は、きわめて高まっており、偶発的な戦争に至る危険性も高まってきています。このような中で安倍政権は、トランプ政権とともに朝鮮への軍的包囲と圧力の強化だけを主張し、集団的自衛権行使の訓練として米韓合同軍事演習に実質的に参加してきました。

 しかし、武力で平和はつくれません。いまこそ東アジアの民衆は国境をこえて手をつなぎ、朝鮮半島・東アジアでの戦争を許さない!戦争ではなく対話を!と訴えていかねばならないときです。そもそも東アジアの軍事的緊張の根底にあるものは、1950年に開始された朝鮮戦争が終結しておらず、平和協定すら結ばれていないことにあります。そしてアメリカや日本は、平和協定を締結しようという朝鮮からの提案を一貫して拒否してきました。このような朝鮮敵視政策を転換させ、米朝の直接対話と六カ国協議の再開、平和協定の締結をもって東アジアの平和への転換点をつくりだしていかねばなりません。

 

● 韓国の闘いに連帯し、全国の反戦反基地運動・労働運動の力で安倍政権打倒へ!

 

 安倍政権は、今にも日本に朝鮮の弾道ミサイルが撃ち込まれるかのように「北朝鮮の脅威」を煽りたて、PAC-3やイージス・アショアの配備など日米同盟にもとづくミサイル防衛の強化を推進してきました。そして、朝鮮のミサイル発射時の小中学校の休校措置や避難訓練を全国各地で実施しています。この動きは、やがてかつての「国防婦人会」のような戦争への民衆の動員体制の編成にいきついてしまいます。しかし、朝鮮から日本まで飛来する弾道ミサイルは、約7分で到達します。日本政府の「Jアラート」による警報や避難訓練は実際には何の役にも立たないものです。安倍政権はそれを承知のうえで、「北朝鮮の脅威」を浸透させるためにこれらを実施してきました。こうして戦時体制がいまつくられようとしているのです。これに対して、日本の反戦反基地運動や労働運動の対応は立ち遅れ、大きな抗議の声をあげることもできないままに、排外主義の嵐に飲み込まれていこうとしています。まさに、安倍政権が改憲攻撃に向かうなかで、日本の大衆運動はその背骨をたたき折られようとしていると言っても過言ではありません。

 このような反戦反基地運動や労働運動の現状を全力をあげて変革していかねばなりません。10月7日の京都集会をそのための大きな一歩としていかねばなりません。避難訓練などする必要がないように、朝鮮半島・東アジアでの戦争に反対し、東アジアの平和を実現すること以外に道はないのです。そのとき、全国各地の反戦反基地運動がはたすべき役割は決定的です。

 東アジアの軍事的緊張を利用した安倍政権は、「国防・抑止力」を理由に国民世論形成をはかり、辺野古新基地建設を一層加速させようとしています。これに対して、沖縄・辺野古での埋め立て工事を阻止する闘いをはじめとして、全国各地で基地の新設・強化に反対する闘いが組織されつづけています。オスプレイの相次ぐ墜落事故など基地被害に断固として抗議し、住民の安全・安心を守るために闘うだけではなく、「北朝鮮の脅威」を唱えた排外主義に対決し、米軍と自衛隊の出撃拠点となる全基地撤去を要求し、全国の反戦反基地運動の力を結集して安倍政権を打倒しようではありませんか。

 国際的には、これまでから朝鮮への武力行使に反対してきた中国・ロシアだけではなく、多くのEU諸国なども武力行使に反対しています。韓国の文在寅大統領もまた、8月15日の光復節の演説で「アメリカは韓国の同意なしに武力行使はできない」「韓国は朝鮮半島・東アジアでの戦争に断固反対する」と表明しました。文在寅大統領は、他方でTHAADの残る四機の発射台の緊急配備を承認するなどアメリカの圧力によって動揺していますが、韓国の「ローソク革命」を実現した民衆は、光復節には米韓合同軍事演習中止・THAAD配備撤回を要求してソウルでの大集会を実現し、THAAD配備の地元である星州ではTHAAD配備を撤回させるための非暴力直接行動を闘いぬいています。10月7日の京都集会には、韓国のTHAAD配備に反対する闘いからその代表が参加します。このような韓国の闘いに国際連帯し、排外主義の嵐を打ち破る闘いへと向かおうではありませんか。

 

● 10・7京都集会から11・5米軍基地いらんちゃフェスタ2017への総結集を!

 

 11月5日(日)には、京丹後(峰山)において、「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」などの呼びかけで「米軍基地いらんちゃフェスタ2017」が開催されます。今年のいらんちゃフェスタでは、基調的スローガンは、昨年につづいて「東アジアに平和を!」、そして今年は更に、「米韓日合同軍事演習反対」も加わり、峰山での集会の前に参加者全体が基地ゲート前に結集し、抗議行動を組織するという画期的な取り組みも予定されています。

私たち米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会/近畿連絡会もまた、この集会の協賛団体として大きな責任を負っています。

 京丹後では、東アジア情勢の緊迫化を反映して、Xバンドレーダー基地が攻撃対象になるのではないかという住民の不安が高まってきています。防衛省は、基地建設前に「米軍基地ができれば抑止力となって京丹後は安全になる」と宣伝しましたが、それがまったくのでたらめであったことをひしひしと住民は感じはじめています。そのような状況のもとで、防衛省は米軍基地に隣接する自衛隊基地の拡張・強化を推進し、また今秋には米軍基地の固定化につながる基地建設二期工事に着工しようとしています。米軍基地であれ自衛隊基地であれ、戦争のための軍事基地はいりません。米軍Xバンドレーダー基地撤去を掲げて、11月5日には京丹後に総結集しましょう。そして、京丹後の地から東アジアでの戦争に反対し、東アジアの平和を実現するために立ちあがりましょう。

 

 

 

20171007 京都集会ビラ.pdf
PDFファイル 349.6 KB

日時/ 2017年9月28日(木)午後6時30分~

場所/ きずな

話題/ パンフレットNo.5

提起/ 

 

日時/ 2017年8月24日(木)午後6時30分~

場所/ きずな

話題/ 朝鮮半島情勢と安倍内閣の軍拡・軍改革と改憲

提起/ 大湾宗則氏

写真展

「丹後・宇川の暮らしと基地問題」

 

 

2014年、京都府北部の宇川に新たな米軍基地がつくられました。

 

あれから2年半がたちましたが、京都市内で

出会う人に「ご存知ですか」と聞くと、「えっ!」「いつの間に」「知らなかった」という人がまだまだ多いのが現実です。

 

宇川そして丹後の人びとのくらし、美しい土地とその恵み、基地の新設や拡張にともなう

さまざまな影響と被害

 

--これらについて、写真とトークイベントを通じて、多くのみなさんに知っていただき、語りあう場をつくりたい思います。

 

 

日時 2017年9月5日(火)~10日(日) 11時~19時

   ※最終日 9月10日は18時まで

   開催期間中、トークイベントの開催や物販も予定

 

 

場所 堺町画廊(京都市中京区堺町通御池下ル)

   地下鉄・烏丸線「烏丸御池駅」から御池通を東へ徒歩5分。

   東西線「市役所前駅」から御池通を西へ徒歩5分。

   駐車スペースはありません。

   市営または近隣のコインパーキングをご利用ください。

 

   車いすでの入場・観覧が可能です。お困りのことがあれば、スタッフにお声がけください。

   トイレには段差があり、残念ながら車いすでのご利用ができません。

   会場から数分の京都文化博物館(http://www.bunpaku.or.jp/info/access/)に車いすで利用可能なトイレがございます。

 

 

|トーク|

 

9月6日(水)18時〜19時 「ふるさとをはなれて、みえてくること――丹後出身者の経験から」 

スピーカー: 白井美喜子さん、吉水律子さん(米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会)

 丹後で生まれ育ち、いま、そこを離れて暮らす二人は、基地問題をとおして「ふるさと」に改めて向き合あうことになりました。「地元の人は反対したくてもできひんのです。その苦しさと本当の心の内が分かるだけに基地建設が許せない」――その思いとそれぞれの経験を語ります。

 

9月8日(金)18〜19時 「基地・軍隊に抗う現場をつくろう」 

スピーカー: 大野光明さん(スワロウカフェ)

 

 「京都に米軍基地がつくられた」といっても、「京都」と宇川のあいだには距離があります。離れた場所の問題だから宇川の住民を支援しよう、ということでよいのでしょうか?「それぞれの足下を現場にする」という考えで、スワロウカフェは京都市内と宇川、そして沖縄を行き来しながら活動してきました。その試行錯誤の経験をお話しします。

 

9月10日(日)15時〜17時 「丹後・宇川のくらしと基地問題」 

ゲスト: 三野みつるさん(米軍基地建設を憂う宇川有志の会・代表)

 

 宇川から三野さんをお迎えして交流の場をもちます。宇川の歴史とくらし、基地問題の現状や問題、そして、これからのこと(宇川の住民にとって、そして、宇川の抱える困難に共に向き合おうとする私たちにとって)について、お話していただきます。「憂う会」が製作した映像も上映予定です。

 

 

|物販| 

 

丹後の有機野菜や農産物加工品、手ぬぐいなどを販売予定です。

またお茶もお出ししますので、食べつつ、飲みつつ、話しつつ、写真をご覧ください。

 

入場料 無料(カンパのご協力をお願いいたします)

 

主催 スワロウカフェ、

   米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会

 

問い合わせ先 白井 090-5672-1597

★最新情報はスワロウカフエblog(http://blog.livedoor.jp/noarmydemo/)をご覧下さい。

 

宇川写真展チラシ.pdf
PDFファイル 5.2 MB

 

 

国連安保理決議弾劾!米日韓合同軍事演習を中止せよ!

東アジアの平和を!8・26京都集会へ

 

 

7月14日につづいて7月28日、朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)はICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を成功させた。射程を短くするため高度を上げて打ち上げるロフテッド方式で射髙 3724.9 ㎞、射程 998 ㎞。実戦方式に換算するとその射程は10,400 ㎞前後で、ワシントン・ニューヨークなどアメリカの主要都市全域が射程内に入った。アメリカ CIAもまた、今回の実験が ICBM であり、米国本土全域が射程内に入ったと認めた。これを受けて8月6日、国連安保理が開かれ、中国、ロシアも含めた全会一致で朝鮮への経済制裁が可決され、朝鮮からの鉱物資源輸出の全面禁止を決議した。これは朝鮮の全輸出額の 1/3 に当たる。軍事制裁はダメで経済制裁は良いというものでは決してない。なぜなら、それは「兵糧攻め」であり、彼らが掲げる「自由貿易」がいかに国益的なものかを暴露し、朝鮮の支配者ではなく (朝鮮の支配者は餓死しない)朝鮮民衆を餓死させる戦術だからである。朝鮮民衆による朝鮮政府転覆を意図した経済制裁であり、非人道的手段による行為で認められない。私たちは断固として反対を表明する。

 

● 米日韓合同軍事演習を中止せよ!東アジアの平和への転換点を

 

国連・安保理がなすべきことは、無条件で「米朝和平会談」、「米・朝・韓・日・露・中」の 6ヶ国協議の再開を促す決議であり、米朝とも直ちに 直接会談を開くべきである。朝鮮は米韓合同軍事演習が中止されるならば、核開発・弾道ミサイル開発を中止し、朝鮮戦争の終結にむけて米朝会談を開催することを何度も呼びかけてきた。米国はこの提案を受けて立つべきである。しかし、米国はそれを拒否し、朝鮮のICBM成功に対抗して8月中旬から朝鮮半島とその周辺海域で大規模な米韓合同軍事演習乙支(ウルチ)フリーダムガーディアンを実施しようとしている。今年の3月1日から4月30日に実施された米韓合同軍事演習に自衛隊が実質参加したように、今回も集団的自衛権の行使演習のため、自衛隊も参加するだろう。憲法違反の自衛隊、憲法違反の海外派兵演習に断固として反対の声を上げよう!

 

現代戦争が「核とミサイル」の時代であることを考えれば、米韓合同軍事演習で実施してきた「艦砲射撃と戦略爆撃機での敵基地攻撃、海兵隊の上陸作戦、その後、朝鮮への侵攻作戦」という軍事演習は、朝鮮に対するすさまじい軍事的威嚇ではあっても、時代錯誤のこけおどし作戦でしかない。固定式のテポドン改良型(8,000kmハワイ射程内)はともかく、朝鮮は車載式で移動可能なICBM(射程10,000km以上)だけでなく、ムスダン(射程4000 から 5000 ㎞の中距離弾道ミサイル/グァムや沖縄射程内)やノドン(射程1500 ㎞の中距離弾道ミサイル/日本列島射程内)を保有しており、また、潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)を保有している。これらを破壊することはほぼ出来ない。

 

米韓による敵基地攻撃や侵攻作戦は、朝鮮の核報復を避けることが出来ない。米韓の具体的な侵攻作戦は、どんな形であれ核戦争に発展する。核戦争がおこれば、大地や大気や海が汚染され、致死量の放射能が覆う地球では、富裕者さえ核シェルターに入ることはできても出ることはできない。全ての階級の絶滅である。地球に 一切の生物とその文化がなくなる。 現在を生きる人々に地球の生物と文化を根こそぎ滅却する権利は与えられていない。米国のリンゼー・グラム上院議員は8月1日、ある放送に出演してトランプ大統領が彼に語ったことを述べている。「(トランプは)もし戦争が起きてもそこ(朝鮮半島)で起こるのであり、数千人が死んでもそこで死ぬのであって、ここ(米国本土)で死ぬわけではない」と。米国のエアー・シーバトル戦略とそれに基づくオフィシャル・コントロール作戦は、突き詰めれば米国人の戦死者を極力避け、朝鮮半島および日本を含んだアジア人同士の戦争で米国の国益を拡大・防衛するものである。こんな米国支配者の傲慢をいつまでも許してはならない。

 

● 文在寅韓国大統領の意義と限界    

 

「ローソク革命」で誕生した文在寅大統領は、「積弊清算による内政改革と米日韓同盟」を基本と し、朝鮮との対話重視の提案で75 %を超える支持率を維持し、「ローソク革命」を担った人々の支持も得てきた。しかし、文在寅政権は今や「ローソク革命」を分断し、「ローソク革命」が積み上げてきた「民衆権力」を大統領府に取り戻すことに専念している。また、一方で対話を主張しつつ、経済制裁と米韓合同軍事演習を継続する政策は、朝鮮にとっては受け入れることのできないものだった。「ローソク革命」の分断を見計らって、文在寅政権は朝鮮のICBMを口実に、THAAD配備のための環境影響評価を反故にして、残る4基のTHAAD発射台の星州への緊急配備を決定した。

 

この決断は韓国を守るためのものでない。THAADの防衛範囲の射程は半径200㎞にすぎず、ソウルの防衛には役立たない。また、朝鮮のICBMは北極点まわりで米本土に向かうもので、THAADで迎撃することはできない。星州・金泉・大邱などの韓国の民衆は、韓国の防衛には何の役にも立たず、朝鮮半島・東アジアの緊張を高めるだけのTHAAD配備に反対し、THAAD 関連施設 や物資の搬入を阻止している。そして、8 月 15 日(火)に韓国では、約 200 団体に よって組織された「8・15汎国民平和行動」の主催で、THAAD 配備撤回と米韓合同軍事演習中止を要求して、ソウル広場での 1 万人集会 と米大使館・日本大使館を包囲する人間の鎖行動が組織されようとしている。韓国民衆の闘いに連帯し、米日韓合同軍事演習に反対する闘いに立ちあがろう。

 

●海外派兵を推進する安倍政権を打倒しよう!

 

安倍政権は、集団的自衛権行使のための違憲の安保関連法の制定に続いて共謀罪を新設する組織犯罪等対策法の制定を強行し、いよいよ憲法改悪に向かおうとしている。しかし、アベノミクスの破綻が明らかになり、貧困と格差がますますひどくなるなかで、森友・家計スキャンダルやPKO日報問題などが露呈し、安倍政権の支持率は急降下してきた。窮地に立つ安倍政権は、「北朝鮮の脅威」を煽り立て、排外主義をもって支持基盤を再建しようとしている。こんなことは断じて許されない。排外主義と対決し、沖縄から岩国から京丹後から朝鮮・アジア民衆に連帯する闘いをつくりだし、安倍政権を打倒する道を切りひらいていかねばならない。8・26京都集会に総結集しよう!

 

 

日時・2017年8月26日(土)14時  集会開始

                  16時頃 デモ出発

会場・東山いきいき市民活動センター集会室

講演・大湾宗則(京都連絡会 共同代表)

参加費・500円

主催・米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会

 

 

『県民大会とともに! 8・12京都沖縄連帯行動』 

 

■日時 2017年8月12日(土) 午後2時集合 

 

■場所 京都市役所前 午後2時半デモスタート(四条河原町下る流れ解散) 

 

■よびかけ 『No Base! 沖縄とつながる京都の会』 

      090-4643-2940(増野) 

 

沖縄・辺野古の新基地建設に向けた埋め立て工事が強行され、南西諸島への自衛隊配備・強化が図られている中、沖縄での新基地建設反対の取り組みが続けられています。 

 

7月22日には辺野古のキャンプ・シュワブゲートを封鎖する人間の鎖、24日には沖縄県が国を相手に埋め立て工事差し止め訴訟を提起、25日には大浦湾での「海上座り込み」が行われました。 

 

そして、来る8月12日には『辺野古に新基地を造らせないオール沖縄会議』主催の県民大会が午後2時から那覇市の奥武山陸上競技場で行われます。 

 

わたしたちは、この県民大会への参加に力を尽くすとともに、地元京都でも沖縄の取り組みに呼応しての行動をよびかけます。ともに声を上げましょう。

 

2017年 7月 例会 

2017年 6月 例会 THAAD配備反対!6月韓国訪問の報告

          辺野古護岸工事阻止! 辺野古・京丹後・韓国を結んで闘おう

2017年 6月 集会 6・4京丹後総決起集会

2017年 5月 例会 韓国の政権交代と朝鮮半島・東アジア情勢

2017年 4月 集会 米韓合同軍事演習反対!東アジアの平和をめざす 4・1 京都集会

2017年 3月 集会 仲間を返せ!山城博治さんらの国策逮捕・起訴弾劾!

2017年 3月 集会 

第一部 【山城博治さんの長期勾留弾劾・博治さんを直ちに釈放せよ 緊急集会】 

第二部 【緊迫する朝鮮半島・東アジア情勢米韓合同軍事演習に反対しよう!3・5学習会 キー・リゾルブ/フォール・イーグル2017を中止せよ!】

2017年 2月 例会

2017年 2月 第3回総会

 

2016年12月 例会「沖縄・京丹後・星州を結ぶ闘いを!韓国・星州訪問団報告集会」

2016年11月 例会「韓国・星州に代表団を送る集い」

2017年6月例会

 

■ 京都連絡会 6月例会 テーマ

● THAAD配備反対!6月韓国訪問の報告

  発題・池田高巌さん

● 辺野古護岸工事阻止! 辺野古・京丹後・韓国を結んで闘おう

  発題・大湾宗則さん

 

 6月3日の連帯交流集会は約70人、6月4日の京丹後総決起集会は約300人の結集で 成功のうちに終わりました。京都連絡会はこの成功を引き継ぎ、円仏教聖地守護非常対策委 員会の要請に基づき、THAAD配備に反対して韓国を訪問します。

 6月14日は星州で、15日はソウルで予定さ れている集会で講演を行います。この取り組みが THAAD配備に反対する日韓民衆の国際連帯の 更なる発展に寄与するものとなることを願ってい ます。

 これらの取り組みを受けて、京都連絡会は6月 22日(木)18時30分から東山いきいき市民 活動センター集会室において、京都連絡会の6月 例会を開催します。広い会場を確保しましたので、 ぜひご参加ください。

 

● 日時:2017年6月22日(木)18時30分から

● 場所:東山いきいき市民活動センター集会室

  (▲場所注意。「きずな」ではありません。)

● 参加費:500円

 

米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会

【連絡先】京都市上京区四番町 121-5 大湾宗則 TEL/FAX 075-467-4437

 

 

 

 

●名称 米軍Xバンドレーダー基地撤去!京丹後市は住民の自治と安心・安全を守れ!

    京丹後を東アジアの平和の発信地へ!6・4京丹後総決起集会

●日時 2017年6月4日(日)13時集会開始 15時デモ出発

●会場 久僧公民館(旧宇川農業会館)

●ゲスト 沖縄 高里鈴代さん(島ぐるみ会議共同代表)

     韓国 THAAD配備に反対する星州の住民団体から

 

●参加費無料(会場カンパのお願いあり) 

●主催 6・4京丹後集会実行委員会(代表 服部良一 大湾宗則)

     連絡先 京都市上京区四番町121―5 Tel/Fax 075―467―4437(大湾)

 

 

 

辺野古・京丹後・星州を結ぶ6・3連帯交流集会

■ 日時:2017年6月3日(土) 18時30分開始

■ 場所:東山いきいき市民活動センター集会室

■ 参加費:500円

● ゲスト: 沖縄高里鈴代さん(島ぐるみ会議共同代表)

韓国THAAD配備に反対する住民団体から

■ 主催:6・4京丹後集会実行委員会

 

 

●住民の安全・安心を脅かす米軍基地

 

米軍X バンドレーダー基地が運用を開始してから2年半、地元の住民は基地からの騒音、米軍の交通事故、3 万3000 ボルトの高圧電線による電磁波などに苦しめられてきました。そして、今年の秋には米軍基地の二期工事が着工され、隣接する自衛隊基地もまた拡張・強化されています。京都府・京丹後市には住民の安全・安心を守るという地方自治体としての責務があります。私たちは、基地のない平和な京丹後を取り戻していくために地元住民とともに声を上げ、行動に立ち上がっていきます

 

●戦争のための基地はいらない

 

私たちが基地撤去を要求するのは、基地被害からだけではありません。3 月1 日から史上最大規模の米韓合同演習が実施されてきました。それは、朝鮮民主主義人民共和国への先制攻撃と朝鮮指導部の殺害を想定した危険きわまりないものです。これに対抗して、朝鮮は核開発・弾道ミサイル開発を急いできました。こうして軍拡競争が拡大し、東アジアにおける戦争の危機が深まってきています。安倍政権もまた、増大する日本の海外権益を防衛するために、集団的自衛権にもとづく海外派兵を推進してきました。しかし、武力で平和はつくれません。東アジアで戦争がおこれば、京丹後の米軍基地は標的とされ、すさまじい犠牲が生みだされます。私たちは、東アジアでの戦争に反対し、戦争のための基地の撤去を要求します。

 

●辺野古の闘いに連帯し、国際連帯をもって安倍政権と対決しよう

 

安倍政権は、辺野古護岸工事の着工、岩国基地への米艦載機移駐など日米両軍の出撃拠点を建設し、また共謀罪の新設など治安弾圧の飛躍的強化をもくろんでいます。そして、高浜原発再稼働を強行し、また「働き方改革」を唱えて貧困と格差をさらに拡大しようとしています。求められているのは、安倍政権による国策と総対決する闘いです。辺野古護岸工事着工を阻止し、沖縄・岩国をはじめとして全国各地の反基地運動の結合と大合流を促進しましょう。全国各地の反基地運動と原発再稼働阻止闘争を結びつけ、共謀罪制定を阻止しましょう。6・4京丹後総決起集会に結集し、安倍政権打倒に向けて全力で闘いましょう。

 

● 経ケ岬の米軍基地・自衛隊基地の拡張反対!

● 米軍基地建設二期工事反対!

● 日韓両国へのTHAAD ミサイル配備を許さない!

● 日米韓のミサイル防衛システム反対!

● 安保破棄!戦争法廃止!共謀罪阻止!戦争をする国づくりを許さない!

● 辺野古新基地建設阻止!基地のない沖縄・日本を!

 

【賛同のお願い】

団体一口3000円

個人一口1000円

 

郵便振替口座

名義: 京都連絡会

番号: 00950-9-303127

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●THAAD配備に反対する日韓共同記者会見●

 

韓国・日本へのTHAAD配備反対!

米軍はただちに韓国からTHAADを撤去せよ!

 

 

 

 2017年4月26日、約8千人の機動隊を動員し、星州のゴルフ場にXバンドレーダー・発射台2基・交戦統制所などミサイル本体を除くTHAADの主要な装備の搬入が強行された。それは5月9日の大統領選挙の直前に、圧倒的多数の地元住民が反対するなかで、まさに既成事実をつくるために強行されたものであった。さらに、米軍と韓国国防部はTHAADの発射台4基をひそかに韓国国内に搬入していることが明らかになった。この暴挙を私たちは厳しく弾劾する。私たちは、搬入されたTHAAD関連の装備をただちに撤去することを要求する。他方で、日本政府もまた自衛隊へのTHAAD配備の準備をすすめている。私たちは、日本へのTHAAD配備を絶対に許さない。

 

 韓国と日本へのTHAAD配備は、アメリカ主導のMD(ミサイル防衛)戦略の核心となるもので、朝鮮半島・東アジアの軍事的緊張をさらに高め、朝鮮半島南北の分断を固定化するものである。米・トランプ政権は、今年の3月から4月末まで朝鮮民主主義人民共和国への先制攻撃を想定した史上最大規模の米韓合同軍事演習を実施した。そして、日本の安倍政権もまた集団的自衛権にもとづき実質的にこの米韓合同軍事演習に参加した。日米両国政府は文在寅新政権に対してすさまじい圧力を加え、米日韓軍事同盟にしばりつけようとしている。

 

 しかし、武力で平和はつくれない。私たちは、朝鮮半島・東アジアでの戦争に反対し、平和協定の締結によって朝鮮戦争以来の戦争状態を終結させていかねばならない。アメリカは、在韓米軍・在日米軍を含むすべての米軍を東アジアから撤収させねばならない。それこそが、朝鮮半島・東アジアに真の平和と非核化をもたらし、朝鮮半島の自主的平和統一に向かう道となる。私たちは、このような立場から米日韓軍事同盟に反対し、沖縄・辺野古新基地建設など米軍基地の新設・強化を許さない。そして、日本の海外権益を防衛するための自衛隊の海外派兵を阻止する。

 

 私たちは、6月4日に米軍Xバンドレーダー基地撤去!京丹後総決起集会を開催する。この集会には、沖縄から「島ぐるみ会議」の代表、韓国からサード配備反対金泉対策委員会や円仏教星州聖地守護非常対策委員会が参加する。私たちは、THAAD配備を阻止するための韓国民衆の不屈の闘いと朴槿恵政権を打倒した「ローソク革命」に心からの連帯を表明する。私たちは、沖縄・岩国・京丹後・横田など日本各地の反基地運動の結合を促進し、沖縄・日本から米軍基地を撤去させ、自衛隊の海外派兵を阻止するために闘う。そして、日韓民衆の国際連帯をもってTHAAD配備を阻止し、朝鮮半島・東アジアの真の平和を実現するためにともに闘う決意を表明する。

 

 

2017年6月3日

米軍Xバンドレーダー基地反対・京都/近畿連絡会

 

 

 

THAAD배치를 반대하는 한일공동기자회견문

 

한국과 일본에 대한 THAAD배치를 반대한다

미군은 즉시 한국에서 THAAD 철수하라

 

 

 2017426, 경찰 8000명을 동원해서 성주 롯데골프장으로 사드 레이더와 발사대 2, 교전통제소 , 미사일 본체를 빼고 THAAD 주요 장비가 강제적으로 반입되었다. 그것은 59 대선 직전에 압도적 다수의 성주 주민들이 반대하는 가운데 바로 기정사실을 만들기 위해 강행된 것이었다. 게다가 미군과 한국 국방부는  THAAD 발사대 4대를 비밀적으로 한국 국내로 반입한 사실도 드러났다. 우리는 이런 폭거를 강력히 규탄한다. 우리는 성주로 반입된 THAAD관련 장비를 즉시 철거할 것을 요구한다. 한편에서 일본 정부 역시 일본 자위대에 THAAD 배치를 추진하고 있다. 우리는 THAAD 일본 배치를 절대 용납하지 않는다.

 

한국과 일본에 대한THAAD 배치는 미국이 주도하는 MD(미사일 방위) 전략의 핵심이고, 한반도 동아시아에서 군사 긴장을 더욱 높이고 한반도 남북 분단을 고정화하려는 것이다. 미국 트럼프 정권은 지난 3월부터 4월말까지 조선민주주의인민공화국에 대한 선제공격을 상정한 사상 최대 규모의 한미 합동군사연습을 실시했다. 일본의 아베 정권 또한 집단적 자위권에 근거하여 실질적으로 이번 한미합동군사연습에 참여했다. 일미 정부는 문재인 정권에 대해서 한미일 군사동맹에서 벗어나지 않게 격렬한 압력을 가하고 있다.

 

그러나 무력으로 평화를 만들 수는 없다. 우리는 한반도와 동아시아에서의 전쟁을 반대하고 평화협정 체결로 한국전쟁 이후 계속되는 전쟁 상태를 종결시켜야 한다. 미국은 주한미군과 주일미군을 포함한 모든 미군을 동아시아에서 철수시켜야 한다. 그래야  한반도와 동아시아로 진정한 평화와 비핵화를 가져올 있고, 한반도의 자주적 평화통일을 향하는 길이 있다. 우리는 이런 입장에서 미일한 군사동맹을 반대하고 오키나와에서의 헤노코 신기지 건설 미군기지 신설과 강화를 용납하지 않을 것이다. 그리고 일본 자본의 해외 권익을 지키기 위한 자위대 해외 파병을 막아낼 것이다.

 

우리는 64일에 미군 X밴드레이더 기지 철수! 교탄고 총궐기 집회를 개최한다. 집회에는 오키나와에서 시마구루미 회의(‘시마구루미 범오키나와적 투쟁 뜻함)’ 대표, 한국에서 사드배치반대 금천대책위원회와 원불교 성주성지수호 비상대책위원회가 참여할 예정이다. 우리는THAAD배치를 저지하기 위한 한국 민중의 불굴의 투쟁과 박근혜 정권을 무너뜨린 촛불 혁명 마음으로부터 연대를 표명한다. 우리는 오키나와, 이와쿠니, 교탄고, 요코타 미군 주둔 지역의 반기지운동을 서로 결합시키고 오키나와와 일본에서 미군기지를 철수시키고 자위대 해외 파병을 저지하기 위해서 투쟁할 것이다. 한일 민중의 국제연대의 힘으로 THAAD 배치를 막아내고 한반도와 동아시아의 진정한 평화를 실현하기 위해 함께 투쟁할 것이다.

 

                        201763

              미군X밴드레이더 기지 반대교토킨키 연락회

 

 

 

サード配備に反対する日韓共同記者会見文

 

-日本と韓国へのサード配備に反対する!

-米国は直ちに日本からサードを撤去せよ!

 

 

さる4月26日、韓国の星州(ソンジュ)にサードが違法に配備された。朴槿恵の分身と呼ばれた黄教案(ファン・ギョアン)大統領権限代行体制のもとで国防部は米軍とグルになり、警察は数千名の部隊を動員して、激烈に反対する住民たちを暴力的に鎮圧し、米軍サード砲隊がソソン里の村を通過できるように協力した。

 

韓国憲法60条1項には、「国会は安全保障に関する事項や主権の制約に関する条約などの締結・批准に対する同意権」が規定されている。したがって一方的なサード配備は国会同意の手続き抜きの違憲行為だ。朴槿恵が違憲行為によって弾劾、罷免、逮捕されたように、サード配備に関連した者たちも全員処罰しなければならない。

 

また、ただの一度も環境影響評価を行っていない。2001年に改正された駐韓米軍地位協定(SOFA)のうち、「韓国の環境法令及び基準を尊重する」という合意を無視した。環境部は直ちに環境影響評価法に基づきサード関連工事の「中止命令権」を発動しなければならないが、何らの措置も取らなかった。

 

このような背景には、1954年11月に発効された「韓米相互防衛条約」第4条が存在している。すなわち、「相互の合意」を前提としているが、内容的には「米国の陸海空軍を韓国の領土内とその付近に配備する権利を、韓国はこれを許与し、米国はこれを受諾する」という不平等条約が存在しているのだ。あわせて、不公平なSOFA協定や、米軍が戦時作戦統制権を持っていることなど、軍事主権の制約が根本原因といえる。

 

のべ1700万人が参加したロウソク革命によって、朴槿恵政権が崩壊し、民主党への政権交替が実現するとともに文在寅(ムン・ジェイン)政権が成立した。民主党と文在寅大統領は、野党や大統領候補時代にはサード配備に反対しなかった。ただ国会同意など手続き的正当性だけを主張して「戦略的曖昧さ」を維持した。

 

政権交替がなされ大統領になった今でも、相変らずサード配備の手続きだけを問題にしている。米国と朴槿恵政権の官僚たちは、文在寅政府のもとで交替させられてもサード配備を原点に戻せないようにと、大統領選挙前に「既成事実化」を強行した。

 

星州に配備されたサードは、単に朝鮮民主主義人民共和国(以下、共和国)の核やミサイル攻撃から防御するための兵器体系ではない。米国が主導する韓米日三角軍事同盟とMD(ミサイル防御)戦略の一環だ。他方でトランプが、星州サード砲隊の価格である10億ドルを韓国政府に負担させようとすることからも分かるように、米防衛産業関連企業の軍事武器輸出とも密接に関連している。

 

日本と朝鮮半島を中心に東北アジアに米国のMD体制が構築されれば中国、ロシア、共和国の軍事力増大による緊張が高まる。この結果、朝鮮半島の分断は、より一層固定化されるだろう。平和憲法9条の改悪を試みて2015年9月戦争法制を成立させた安倍政権は、帝国主義の復活を夢見て日米軍事同盟を強化している。米国は韓国まで含めた三角軍事同盟体制を強化するため、朴槿恵に圧力をかけて日韓「慰安婦」問題を拙速に合意させ、彼女が弾劾された状態である大統領代行体制下で日韓軍事情報包括保護協定までも急ぎ締結するように圧迫した。

 

米国は、沖縄辺野古新基地建設、極東最大の岩国海兵隊基地の拡張強化、2014年12月からは京都府京丹後市で米軍Xバンドレーダー運用を開始した。韓国では平澤(ピョンテク)米軍基地移転、済州(チェジュ)海軍基地建設、星州サード配備にいたるまで、北東アジアでの軍事力増強に拍車をかけている。同時に先制攻撃を仮定した米韓・日韓の合同軍事訓練を大々的に実施している。これに対抗して中国とロシアもまた軍事力を増強させており、共和国は核とミサイル開発と実験を続けている。

 

韓国民衆は日本民衆と同じく戦争に反対する。第1次・第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争はもちろんのこと、今でも地球のあちこちで繰り広げられている戦争で、その残酷さを目撃している。軍隊と武器で平和はつくれない。1953年休戦協定以後も持続している朝鮮半島の戦争状況を終息させるには、周辺強大国の核兵器縮小と軍事力縮小、東アジアからの米軍撤収、平和協定締結、朝鮮半島非核化のために努力しなければならない。

 

「サード阻止全国行動」は、昨日(6月3日)ソウルでサード阻止平和行動を開催した。この行事に「米軍Xバンドレーダー基地反対京都/近畿連絡会」が連帯の気持ちを込めて韓日共同記者会見文を送って下さったことに感謝を伝えたい。6月24日に予定される米韓首脳会談に対応する全国集中「サード撤回国民平和行動」にも関心を持ってくださるようお願いする。

 

韓国民衆は沖縄、岩国、京丹後、横田など日本全域で展開している日本民衆の米軍駐屯地域の反基地運動を支持する。安倍政権の平和憲法破壊を通じた帝国主義復活と自衛隊海外派兵を阻止するための闘争を支持する。今日、京丹後市の宇川地区に設置された米軍Xバンド レーダー基地を撤去するための総決起集会に、「サード阻止全国行動」は韓国民衆に代わって連帯を送ります。日韓民衆の国際連帯の強化でサード配備をくいとめ、朝鮮半島と東アジアの平和、そして戦争なき地球を作るために総力でまい進しましょう!

 

2017年6月4日(日)

サード韓国配備阻止全国行動

 

 

 

THAAD배치를 반대하는 일한공동기자회견문

 

일본과 한국에 THAAD배치를 반대한다!

미국은 즉시 일본에서 THAAD 철수하라!

 

 

지난 4 26, 한국 성주에 THAAD 불법적으로 배치됐다. 박근혜의 아바타로 불렸던 황교안 대통령 권한대행체제에서 국방부는 미군과 한통속이 되었고, 경찰은 수천명의 병력을 동원하여 격렬하게 반대하는 주민들을 폭력적으로 진압하면서 미군 THAAD포대가 소성리마을을 통과하도록 협력하였다.

 

한국 헌법 60 1항에는 국회는 안전보장에 관한 사항이나 주권제약에 관한 조약 등의 체결비준에 대한 동의권 규정하고 있다. 따라서 일방적 THAAD배치는 국회 동의절차 없는 헌법위반행위이다. 박근혜가 헌법 위반 행위로 탄핵, 파면, 구속되었듯이 THAAD배치 관련자들 모두 처벌해야 한다.

 

차례의 환경영향평가도 시행하지 않았다. 2001 개정된 주한미군지위협정(SOFA) 한국의 환경 법령 기준을 존중한다 합의를 무시했다. 환경부는 즉각 환경영향평가법에 따라 THAAD 공사 중지명령권 발동해야 하지만 아무런 조치를 취하지 않았다.

 

이러한 배경에는 1954 11월에 발효된 한미상호방위조약 4조는 상호적 합의FF 전제로 하고 있지만 내용적으로는 미국의 육해공군을 한국의 영토 내와 부근에 배치하는 권리를 한국은 이를 許與하고 미국은 이를 수락한다 불평등조약이 자리 잡고 있다. 아울러 불평등한 SOFA협정이나 미군이 전시작전통제권을 가지고 있는 군사주권의 제약이 근본 원인이라 있다.

 

1700 촛불항쟁으로 박근혜 정권이 붕괴하고 민주당이 정권을 교체하면서 문재인 정부가 들어섰다. 민주당과 문재인 대통령은 야당이나 후보시절 당시에 THAAD배치를 반대하지 않았다. 다만 국회 동의 절차적 정당성만을 주장하면서 전략적 모호함 유지하였다.

 

정권을 교체하고 대통령이 지금도 여전히 THAAD배치의 절차만 문제 삼고 있다. 미국과 박근혜 정권의 관료들은 문재인 정부로 교체되더라도 THAAD배치를 원점으로 돌릴 없을 것이라고 생각하고 대통령 선거 전에 알박기 강행한 것이다.

 

성주에 배치된 THAAD 단순히 북한핵이나 미사일 공격을 방어하기 위한 무기체계가 아니다. 미국이 주도하는 한미일 3 군사동맹과 MD(미사일방어) 전략의 일환이다. 한편으로 트럼프가 성주 THAAD포대 가격 10 달러를 한국 정부에 부담시키려는 데서 있듯이 방위산업체의 군사무기수출과도 밀접하게 관련되어 있다.

 

일본과 한반도를 중심으로 동북아시아에 미국의 MD체제가 구축되면 중국, 러시아, 북한의 군사력 증대를 통한 긴장이 고조된다. 결과 한반도 분단은 더욱 고착화될 것이다. 평화헌법 9 개악을 시도하면서 2015 9 전쟁법제를 통과시킨 아베정권은 제국주의부활을 꿈꾸며 일미군사동맹을 강화하고 있다. 미국은 한국까지 포함시켜 3 군사동맹체제를 강화하기 위해 박근혜를 압박해 한일위안부문제를 졸속으로 합의하게 하고 그가 탄핵당한 상태의 대통령 대행체제에서 한일정보보호협정까지 서둘러 체결토록 밀어붙였다.

 

미국은 일본 오키나와 헤노코 신기지 건설, 극동 최대의 이와쿠니 해병대기지 확장건설, 2014 12월부터 교토부 교탄고시 미군 X밴드를 운용하였다. 한국에서는 평택미군기지 이전, 제주해군기지 건설, 성주 THAAD배치까지 동북아시아에서의 군사력증강에 박차를 가하고 있다. 동시에 선제공격을 가정한 한미, 한일 합동군사훈련을 대대적으로 실시하고 있다. 이에 맞서 중국과 러시아 역시 군사력을 증강시키고 있으며 북한은 핵과 미사일 개발과 실험을 지속하고 있다.

 

한국 민중들은 일본 민중들과 마찬가지로 전쟁을 반대한다. 1, 2 세계대전, 한국전쟁, 베트남 전쟁은 물론이고 지금도 지구 곳곳에서 벌어지고 있는 전쟁에서 참혹함을 목도하고 있다. 군대와 무기로 평화를 가져올 없다. 1953 휴전협정 이후에도 지속되고 있는 한반도의 전쟁 상황을 종식시키기 위해서는 주변강대국들의 핵무기감축과 군사력 축소, 동아시아 미군철수, 평화협정체결, 한반도 비핵화를 위해 노력해야 한다.

 

사드저지전국행동 어제 서울에서 THAAD저지평화행동을 개최했다. 행사에 미군X밴드레이더 기지 반대 교토/킨키 연락회 연대의 마음을 담아 한일공동기자회견문을 보내주신 대해 감사드린다. 오는 6 24 한미정상회담에 대응하는 전국 집중 ‘THAAD철회 국민 평화행동에도 관심을 가져주실 것을 부탁드린다.

 

한국 민중들은 오키나와, 이와쿠니, 교탄고, 요코타 일본 전역에서 전개하고 있는 일본 민중들의 미군주둔지역의 반기지운동을 지지한다. 아베정권의 평화헌법 파괴를 통한 제국주의 부활과 자위대 해외파병을 저지하기 위한 투쟁을 지지한다. 오늘 교탄고시 찬고쵸 우카와 지구에 설치된 미군 X밴드 레이더 기지 철수를 위한 총궐기집회에 사드저지전국행동 한국민중을 대신해 지지와 연대를 보낸다. 한일 민중의 국제연대 강화로 THAAD배치 막아내고 한반도와 동아시아 평화 그리고 전쟁 없는 지구를 만들기 위해 총력 매진합시다!

 

2017.6.4. 

사드한국배치저지전국행동

 

 

 

 

集会決議(案) 

 

 

 本日、私たち「京都/近畿連絡会」は、京丹後に配備された米軍Xバンドレーダー基地撤去 のため、近畿各府県から現地に結集した。この闘いに沖縄島ぐるみ会議共同代表の高里鈴代さん、韓国からTHAAD配備反対金泉対策委員会共同代表のキム・ジョンギョンさんとパク・ヒジュさん、そして円仏教星州聖地守護非常対策委員会執行委員長の金善明(キ厶・ソンミョン)さんと同委員会公報状況室長の尹惠相(ユン・ミョンウン)さんが参加され、日韓の国際連帯が勝ち取られた。

 

 米軍Xバンドレーダー基地が本格運用されて2年半、経ケ岬の基地はさらに拡張・強化されてきた。今秋にも米軍基地建設の二期工事が開始される。また、隣接する自衛隊基地の拡張・強化が進められ、米軍人・軍属の実弾射撃訓練が陸自福知山射撃場に移転された。この2年半の間にはっきりとしたことは、住民の安全・安心と米軍基地は決して両立しないということだ。基地からの騒音や自然環境破壊、米軍人・軍属の交通事故、高圧電線による電磁波の 影響など、住民の安全・安心が脅かされてきた。その根底には、米軍に治外法権というべき特権を保障してきた日米地位協定がある。基地のない平和な京丹後を子どもたち、孫たちに受け継いでいきたいという住民の願いは踏みにじられつづけてきた。

 

 しかし、私たちが米軍基地の撤去を要求するのは、住民の安全・安心が脅かされるからだけではない。いま、朝鮮半島・東アジアにおける軍事的緊張が高まり、今年の3月から4月末には朝鮮民主主義人民共和国への先制攻撃を想定して、史上最大規模の米韓合同軍事演習が実施された。そして、自衛隊もまたこれに実質的に参加した。日本と韓国への米軍XバンドレーダーとTHAADミサイルの配備は、アメリカ主導のMD(ミサイル防衛)戦略の要となるものである。私たちは、米日による朝鮮半島・東アジアでの戦争を許さず、南北朝鮮の分断と対立の固定化に反対する。戦争のための軍事基地はどこにもいらないと声をあげよう。韓国・日本へのTHAADミサイル配備を日韓民衆の国際連帯で阻止しよう。

 

 韓国では、星州・金泉の住民が雨の日も風の日も毎晩ローソクをもって集会を行い、身体を張ってTHAAD 配備と対決している。そして、数百万人の決起で朴槿恵政権を打倒し、 政権交代を実現した。沖縄でも、辺野古新基地建設にむけた護岸工事を阻止するために、海上で基地ゲート前で非暴力実力行動で闘いが組織され、米軍Xバンドレーダー基地撤去を闘う仲間もこれに参加してきた。米空母艦載機が移駐されようとしている岩国でも、「基地との共存を拒否する」と住民が新たに声をあげ始めた。沖縄・岩国・京丹後など各地の反基地闘争の結合を推進し、すべての米軍基地を撤去させ、自衛隊の海外派兵を阻止しよう。共謀罪制定から憲法改悪へと突き進む安倍政権を打倒しよう。これらの闘いこそが、韓国民衆に実践的に連帯する闘いなのだ。私たちは、本日の闘いを新たな出発点として、国際連帯にもとづく闘いをさらに大きく推進していく。

 

 

米軍Xバンドレーダー基地撤去! 

自衛隊経ケ岬分屯地の拡張・強化を許さないぞ!

辺野古新基地建設阻止!

日韓両国へのTHAAD備阻止! 

基地のない沖縄・日本を! 

共謀罪を廃案へ! 

安倍政権打倒! 国際連帯で闘おう!

 

 

2017年6月4日 

米軍Xバンドレーダー基地撤去!6・4京丹後総決起集会参加者一同

 

2017年5月例会 

日時 5 月25 日(木)18:30

場所 きずな

文在寅大統領の誕生と「ローソク革命」の果たした役割

韓国の政権交代と朝鮮半島・東アジア情勢

2017年4月1日

 

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米韓合同軍事演習反対!

東アジアの平和をめざす

4・1 京都集会

 

 

● 日本を米軍の出撃拠点とするな!

● 米日韓軍事同盟反対!

● 集団的自衛権行使―自衛隊の海外派兵を許さない!

● 日韓両国へのTHAAD配備反対!

 

 

毎年3月から4月にかけて実施されてきた米韓合同軍事演習(キー・リゾルブ/フォール・イーグル)が今年も3月1 日から実施されています。今年は3月1日から4月末まで実働演習の「フォール米韓合同軍事演習2016年3月・イーグル」が実施され、3月13日から指揮所演習の「キー・リゾルブ」が実施されます。米韓両国政府は、昨年の米軍1万7000人、韓国軍32万人を動員した史上最大規模の米韓合同軍事演習を上回る規模で今年の演習を実施するとしています。それは、朝鮮民主主義人民共和国への先制攻撃・転覆を想定したものであるとともに、朴槿恵政権退陣・THAAD配備阻止を掲げて高揚する韓国民衆の闘いを威嚇し、押しつぶそうとするものであることは明らかです。朝鮮半島・東アジアの軍事的緊張が一挙に高まります。日本の米軍基地は米軍の出撃拠点として全面稼動し、米日韓軍事同盟がさらに強化されていきます。また、今年の軍事演習では、韓国・星州へのTHAAD配備を前提とした「4D作戦」と呼ばれる朝鮮への先制攻撃とミサイル防衛演習も組み込まれており、京丹後のXバンドレーダー基地もまた、これと結合してフル稼働すると予測できます。

 

4月1日に「米韓合同軍事演習反対!東アジアの平和をめざす4・1京都集会」を、京都の反戦反基地運動をすすめる諸団体、在日団体との共同の取り組みとして開催します。ぜひ、ご参加ください。

 

■ 日時:2017年4月1日(土)

    13時30分開場

    14時集会開始

    16時30分デモ出発

■ 会場:東山いきいき市民活動センター集会室

■ 主催:4・1京都集会実行委員会

 

 

20170401 米韓合同軍事演習反対 4・1集会ビラ 白黒印刷用.pdf
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2017年3月27日(月)

 

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あと一人 

仲間を返せ! 

山城博治さんらの国策逮捕・起訴弾劾! 

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沖縄県東村高江のヘリパッド建設に反対する非暴力直接行動のなかで逮捕され異例の長期勾留が続いていた、沖縄平和運動センター議長の山城博治さんが3月18日午後8時ごろようやく保釈されました。 

 

辺野古新基地建設反対、高江ヘリパッド建設反対の先頭に立ってきた山城博治さんは、昨年10月17日に北部演習場で器物破損したとして逮捕されました。10月20日には勾留棄却されたにもかかわらず、その日のうちに公務執行妨害罪と傷害罪容疑で再逮捕、11月11日には 公務執行妨害罪で起訴、11月29日 には、昨年 1 月のゲート前ブロックを積み上げたことを威力業務妨害として逮捕されました。そして一連の捜査で山城さんのほかに2

人が長期勾留されていました。今回の山城さんの保釈で、今なお勾留が続くのは昨年10月4日に那覇空港で逮捕された添田充啓さん一人となりました。 

 

長期勾留の理由は共謀・共犯による「証拠隠滅のおそれ」です。 

 

しかし、防衛局職員に対する公務執行妨害や傷害の容疑について、隠滅できる証拠が果たしてどこにあるのでしょうか。検察及び裁判所は公判維持のために必要な捜査を終えています。これ以上、勾留を続ける相当の理由は認められません。直ちに釈放すべきです。 

 

山城博治さんら3名への長期勾留と接見禁止は、これらの事件を「共謀による共犯罪」として仕立て、沖縄平和運動センターを組織的破壊集団にデッチ上げ、辺野古新基地建設阻止の先頭で奮闘する沖縄平和運動センターを組織解散に追い込む狙いが隠されています。断じて認めることはできません。 

 

長期勾留は、従来から問題視されてきた日本の「人質司法」が、在日米軍基地をめぐる日本政府と沖縄県の対立の深まる中で、政治的に問題化したとみられる非常に憂慮すべき事

です。 

 

このような中、最高裁は2月20日、3月15日と山城議長の保釈を求める特別抗告を棄却し、「法の番人」どころか、またもや「三権一体」となって国策を遂行する「権力の番犬」に堕した姿をさらしました。 

 

私たち添田充啓さんの即時釈放を求めるとともに、山城博治さんら3名の微罪での国策逮捕・起訴を弾劾します。 

 

 

 

【当面の行動予定】  

 

■2017年3月27日(月)18:30~21:00

ひと・まち交流館 第5会議室

第二回公判連帯 現地報告会 

 

【呼びかけ】 

No Base! 沖縄とつながる京都の会 

米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会 

 

 

(他団体の取り組み)

 

http://blog.livedoor.jp/noarmydemo/archives/50846533.html

3/20 宇川・米軍基地周辺での電磁波調査報告会

主催 スワロウカフェ

 

(2017年3月)

 

3月5日の学習会は、もともと企画していた学習会の前に緊急に山城博治さん長期勾留に対しての抗議集会を開催します。また、集会後は三条 京阪で「山城氏即時釈放を求める」合同の街頭宣伝を行います。併せてご参加よろしくお願いします。

 

 

第一部

【山城博治さんの長期勾留弾劾・博治さんを直ちに釈放せよ 緊急集会】 

 

 沖縄・高江・辺野古埋め立て阻止の先頭で戦ってこられた山城博治さん。 この博治さんが昨年10/17に北部演習場で器物破損した、という罪名で逮捕され 10/20 勾留棄却されたにもかかわらず、 その日のうちに公務執行妨害罪と傷害罪で再逮捕、11/11 公務執行妨害罪で起訴、 11/29 には、昨年 1 月のゲート前ブロックを積み上げたことを威力業務妨害として逮捕、こうして山城さんは、10/17 から今 那覇地裁前 山城返せの抗議集会日まで約 4 か月以上長期勾留されていま す。抗議の声をあげましょう。 最高裁は 2/23、山城博治さんの保釈請求を却下しました。司法もぐるになっ た政治弾圧、抗議の声をあげましょう。

 

 

 政府の辺野古埋め立て計画は今も暴力的に進められています。 辺野古埋め立て阻止にこの京都からも連帯しましょう。 山城博治さんの長期勾留を弾劾し、即時釈放を求める行動に立ち上がりまし ょう。

 

 

日時  2017年3月5日(日)14時 

会場  東山いきいき市民活動センター集会室

呼びかけ

米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会

 

N o B a s e ! 沖縄とつながる京都の会

 

 

 

第二部

【緊迫する朝鮮半島・東アジア情勢

米韓合同軍事演習に反対しよう!3・5学習会

キー・リゾルブ/フォール・イーグル2017を中止せよ!

 

 トランプ政権が発足し、朝鮮半島・東アジア情勢はますます緊迫してきています。2月初めのマティス米国防長官の訪韓・訪日、安倍訪米と日米首脳会談を通して、米日韓軍事同盟がさらに強化されてきました。これに対抗して朝鮮民主主義人民共和国(以下、朝鮮)もまた、2月12日に中長距離弾道ミサイル北極星—2の発射実験を実施し、自衛のための核・ミサイル開発を継続しています。まさにいつ朝鮮半島・東アジアでの武力衝突が発生しても不思議ではない状況だと言えます。

 

 このような中で、毎年3月から4月にかけて実施されてきた米韓合同軍事演習(キー・リゾルブ/フォール・イーグル)が今年も実施されようとしています。史上最大規模で行われた昨年の同演習には米軍1万5千人以上、韓国軍29万人が参加しました。今年の同演習の詳細は未公表ですが、朝鮮への先制攻撃を想定した「5015作戦計画」にもとづき、昨年を上回る規模で実施されようとしています。この演習には、「斬首作戦」と称する朝鮮指導部の殺害作戦まで組みこまれ、また韓国・星州(ソンジュ)へのTHAADシステム(XバンドレーダーとTHAADミサイル)の配備を前提としたミサイル迎撃演習も行われると報道されています。国際法上も違法な、危険きわまりない合同軍事演習です。

 

 このような米韓合同軍事演習が実施されれば、沖縄・日本の米軍基地は米軍の出撃拠点となり、京丹後のXバンドレーダー基地は米のミサイル防衛戦略の拠点としてフル稼働します。そして安倍政権もまた、集団的自衛権にもとづき、この米韓合同軍事演習に参画しようともくろんでいます。それは辺野古新基地建設などの基地の新設・強化、日米軍事一体化と結合したものです。しかし、武力で平和はつくれません。朝鮮はこの合同軍事演習のたびに、米韓両国が合同軍事演習を中止すれば、朝鮮も核・ミサイル開発を中止すると呼びかけてきました。しかし、米韓両国はこの提案を拒否してきました。米韓合同軍事演習を中止させ、東アジアの平和への転換点をつくりだしていかねばならないときです。

 

 私たちは3月5日、下記のように学習会を開催し、その終了後に三条京阪駅前での米韓合同軍事演習に反対する街頭アピール行動を行います。そして、合同軍事演習が実施された場合には、4月1日に京都の闘う仲間の総結集、在日団体との共同行動として、米韓合同軍事演習に反対する集会・デモを行います。これらの連続した取り組みにご参加を呼びかけます。

 

 

 

  ●緊迫する朝鮮半島・東アジア情勢

    米韓合同軍事演習に反対しよう!3・5学習会

      日時  2017年3月5日(日)15時 

      会場  東山いきいき市民活動センター集会室

      主催  米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会  

      資料代 500円

 

  ●米韓合同軍事演習に反対する街頭アピール行動

      2017年3月5日(日)17時~18時 場所・三条京阪駅前

 

 

  ●米韓合同軍事演習に反対する集会・デモ(以下は予定)

      日時 2017年4月1日(土)14時 

      会場 東山いきいき市民活動センター集会室

      主催 4・1集会実行委員会

      講演 康宗憲さん(元在日韓国人政治犯・韓国問題研究所)

 

2017年2月例会

 

日時 2017年2月23日(木)18時30分から

会場 きずな事務所

テーマ 日米首脳会談を通して見えてきたトランプ政権と安倍政権の東アジア戦略

         沖縄・岩国・京丹後・星州を結ぶ連帯を

どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。

2017年2月 

 

米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会第三回総会&

近畿連絡会新年旗開きのご案内

 

■日時 2017年2月4日(土)

■会場 京都府部落解放センター4階ホール(地下鉄鞍馬口駅下車・北へ徒歩5分東側)

     12時30分 京都連絡会第三回総会の受付開始

     13時00分 第三回総会開始

           共同代表あいさつ

           第一議題 総括・方針

           第二議題 2016年度会計報告

           第三議題 規約改定

           第四議題 2017年度予算案

           第五議題 役員選出

     16時00分 総会終了(旗開きの準備)

     16時30分 近畿連絡会新年旗開き

     19時00分 旗開き終了

参加費 京都連絡会総会500円 旗開き 1500円(お酒を飲まない方は1000円)

 

ますます強化・拡大される米軍基地

 京丹後に新たな米軍基地が建設されてから二年、住民の安全・安心と米軍基地が両立しないことがますます明確になってきました。米軍・防衛省は、事前の確認を踏みにじるばかりか、米軍基地・自衛隊基地の拡張を画策し、これまでキャンプ富士(静岡県)で実施してきた京丹後の米軍基地に所属する米軍人・軍属の実弾射撃訓練の陸自福知山射撃場への移転を強行しました。それは京都府下での二つ目の米軍基地の建設に等しいものであり、京都府北部・近畿地方北部に新たな軍事拠点を建設しようとするものです。さらにはXバンドレーダーと連動するTHAADミサイルの配備先となる危険性も高まってきています。

 

京都連絡会/近畿連絡会のこの一年の闘い

 私たち米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会/近畿連絡会は、憂う会をはじめとした京丹後の住民に連帯し、2016年には6月5日の京丹後総決起集会、11月6日の米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2016の成功のために奮闘しました。また、京都連絡会は月に二度の宇川訪問によって住民との結びつきを強め、京都市内での集会・デモや定例街宣・街なかビラまきなど米軍基地撤去を市民に訴えてきました。そして、実弾射撃訓練の福知山移転に反対して、福知山行動・各戸ビラ入れや対行政闘争に取り組みました。私たちの旗印は、京都にも沖縄にも日本のどこにも米軍基地はいらない!ということであり、国際連帯です。この一年、私たちは沖縄の闘いに連帯し、また11月には京都連絡会と憂う会の合同派遣団が、THAADシステム(XバンドレーダーとTHAADミサイル)が配備されようとしている韓国・星州を訪問し、THAAD配備に反対する住民との交流・連帯をつくりだしてきました。

 

京都連絡会総会/近畿連絡会旗開きにご参加を

 京都連絡会は、2月4日に第三回総会を開催し、このような一年間の闘いの総括と次の一年間の方針を確立していこうとしています。そして、近畿連絡会は京都連絡会総会の終了後、京都・大阪・兵庫・滋賀・奈良など各府県からの参加によって新年旗開きを開催します。手づくりの料理とお酒を準備し、各府県の交流と連帯を強化することによって2017年の闘いに向かいたいと思います。京都連絡会総会も旗開きも、どなたでも参加できます。ただし、京都連絡会は会員制の団体ですので、京都連絡会総会の議案の採択は2016年度の会員および2017年度からの新規入会希望者で行います。また準備の都合で、総会・旗開きに参加される方は事前にご連絡ください。

 

●米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会 

代表世話人 服部良一 大湾宗則

●米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会 

共同代表 大湾宗則 白井美喜子 上岡修 瀧川順朗 仲尾宏

●連絡先 Tel/Fax 075-467-4437(大湾) 事務局090-1590-9469(山本)

 

2016年12月 例会

 

■名称 沖縄・京丹後・星州を結ぶ闘いを!韓国・星州訪問団報告集会

■日時 2016年12月23日(金・休)14時開始

■会場 東山いきいき市民活動センター2階集会室

■主催 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会

■米軍基地建設を憂う宇川有志の会の永井友昭さんも参加

■資料代 500円

■集会終了後に望年会

 

 去る11月25日(金)から27日(日)、京都連絡会はTHAAD(サード)ミサイルシステムが配備される予定地で、大きな反対運動が継続する韓国・星州に連帯訪問団を送りました。この訪問団には、大湾宗則共同代表、憂う会の永井友昭さんなど5人が参加しました。THAADミサイルシステムは、XバンドレーダーとTHAADミサイルによって構成されたもので、飛来する弾道ミサイルが大気圏に再突入する段階で迎撃する最新鋭のミサイル防衛システムです。この韓国へのTHAAD配備は、日本の青森県・車力と京都府・京丹後のXバンドレーダー基地と連動し、アメリカ主導の東アジアでのミサイル防衛戦略、米日韓軍事同盟の新たな強化をはかるもので、東アジアの軍事的緊張をさらに高めるものです。安倍政権は、昨年9月に成立した安保関連法にもとづく集団的自衛権行使の具体化として、この東アジアでのミサイル防衛戦略に参加し、自衛隊へのTHAADミサイルの配備を本格的に検討しています。 

 

 このような緊迫した情勢のもとで、私たち京都連絡会はTHAADミサイル配備に反対する日韓の民衆の国際連帯、国際共同闘争を追求してきました。今回の韓国・星州訪問団は、そのための大きな一歩となるものでした。訪問団は、現地において大歓迎され、星州・金泉でのローソク集会に参加し、交流と連帯を深めてきました。時あたかも、歴史的な高揚を迎えた朴政権退陣要求闘争のうねりのただ中での訪韓となりました。国際連帯とは、単なる理念ではありません。交流し、議論し、ともに闘う、それはまさに実践的なものです。米軍Xバンドレーダー基地撤去に向けた闘いは、国際連帯の旗を高く掲げます。国境を超えた民衆の連帯と共同の闘いこそが、各国・地域の反基地闘争を勇気づけ、米軍基地を撤去させ、東アジアの平和を実現していくという道につながっていくと確信しています。12月23日の報告集会にぜひご参加ください。

 

 

2016年11月 例会

 

■日時・会場 11月24日(木)18時30分開始 きずな事務所
■テーマ 沖縄・星州(ソンジュ)・京丹後を結んで・・・
       韓国・星州に代表団(11/25~27)を送る集い

 

京都連絡会は、沖縄・高江の闘いに連帯しつつ、この間連続して米軍・軍属の実弾射撃訓練の福知山移転に反対する行動に取り組み、11月25日~27日の京都連絡会と憂う会の合同での韓国・星州訪問団の準備をすすめてきました。米マスコミの予想をくつがえすトランプの勝利、京都府・福知山市の実弾射撃訓練の移転受け入れ表明、高江における12月10日までのヘリパッド完成と20日の北部演習場一部返還、韓国における朴政権打倒にむけた歴史的な民衆の闘いの高揚など、情勢はさらに進行し緊迫してきています。高江・福知山・京丹後の現地報告、韓国の政治情勢とTHAAD&Xバンドレーダー配備反対闘争の現状の報告等を受けて、意見交換をしていきたいと思います。ぜひご参加ください。