2023年も、米軍Xバンドレーダー基地反対の活動を進めていきます。 |
1.入会(会員登録書) ~新規会員 募集中~
2.直近のニュースクリップ 2023年
4.パンフレット No.11 のご案内(2023年10月発行) 年1回発行 5.会報 44号(2023年7月)年4回発行 6.ハヤブサニュース 毎月1回発行(最新のニュースをアップ) 7.京丹後の皆さんへ 毎月2回配布 8.街中ビラ 毎月2回配布 京都市内で配布 No19をup(202111)
9.申入書など 2023年10月18日 防衛省
10.声明など ロシアのウクライナ侵攻弾劾!ロシア軍はただちに撤退せよ! 米欧大国によるNATOの東方拡大反対! 日本政府は軍拡・戦争準備に利用するな! 2022年3月3日
安倍政権によるイージス・アショアの配備断念を受けて 2020年7月2日
12.京都府レッドデータブック
最終更新 2023年11月
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会員登録書 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会
●会員になって頂くと、毎月のニュースや会報(年4回発行予定)がお手元に届きます。また、学習会や集会の案内、Xバンドレーダー基地の状況などの情報をMLで受け取ることができます。 ●年会費は個人・団体とも3000円です。 ●この会員登録用紙は、共同代表・事務局に手渡していただくか、下記の連絡先にFAXまたはメールで送付してください。 Tel/Fax 075-467-4437(大湾) ikedatakaneアットマークyahoo.co.jp (池田)
▼登録用紙▼ |
2023年11月 |
11・12「米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2023」 |
▼2023年11月① 経ヶ岬
-- ◆文珠さん不定期報告/永井友昭チャレンジダイアリー -- https://nagai-diary.com/diary/ -- https://www.facebook.com/ureukai/ --
-- 1.毎日新聞、ほか --
https://mainichi.jp/articles/20231115/ddl/k26/040/273000c 9条の意味、今一度 京丹後、米軍基地問題で集会 /京都 毎日新聞 2023/11/15 地方版 有志の会・永井さん、交通事故など「日米地位協定」改定訴え --
-- 2.京丹後市、防衛省など --
-- https://www.city.kyotango.lg.jp/material/files/group/1/20231102_n193.pdf 【11月2日】経ヶ岬地区における基地警備訓練について (PDFファイル: 293.2KB) --
-- ◆外務省 --
-- ◆防衛省 --
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▼2023年11月② 米軍(相模原など含む)
-- https://www.facebook.com/14MDB 14th Missile Defense Battery, KCS, 米陸軍経ヶ岬通信所, 第14ミサイル防衛中隊 -- https://www.facebook.com/38thADABrigade 38th Air Defense Artillery Brigade 米陸軍第38防空砲兵旅団 -- https://www.facebook.com/94thArmyAMDC 94th Army Air and Missile Defense Command --
-- https://www.dvidshub.net/unit/94AAMDC https://www.dvidshub.net/unit/38ADABDE https://www.dvidshub.net/tags/video/14th-missile-defense-battery https://www.dvidshub.net/tags/video/14th-mdb
-- 38th Air Defense Artillery Brigadeの動画から https://www.youtube.com/channel/UCVa-fwnRXSOrhIHdN94SQrg/videos --
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◆グアム◆ --
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2023年10月 |
▼2023年10月① 経ヶ岬
-- ◆文珠さん不定期報告/永井友昭チャレンジダイアリー -- https://nagai-diary.com/diary/ -- https://www.facebook.com/ureukai/ --
-- 1.毎日新聞、ほか --
-- https://mainichi.jp/articles/20231014/ddl/k26/040/336000c 安心はどこに 京丹後・米軍基地 交流継続、地元に感謝 駐日米公使、市長らと懇談 /京都 毎日新聞 2023/10/14 地方版 -- https://mainichi.jp/articles/20231013/ddl/k26/040/186000c 安心はどこに 京丹後・米軍基地 「日本の交通法規 真摯に」 安安連に新司令官、初出席 /京都 毎日新聞 2023/10/13 地方版 -- https://mainichi.jp/articles/20231006/ddl/k26/040/204000c 安心はどこに 京丹後・米軍基地 「中に入れないこと問題」 米市民団体視察、地元住民と交流会 /京都 毎日新聞 2023/10/6 地方版
-- 2.京丹後市、防衛省など --
https://www.city.kyotango.lg.jp/material/files/group/1/20231012_n176.pdf 【10月12日】米国大使館政務担当公使の来庁について (PDFファイル: 150.7KB) -- ▲12日発表、13日来庁 -- https://www.city.kyotango.lg.jp/material/files/group/3/20231010_n174.pdf 【10月10日】第36回米軍経ヶ岬通信所の設置に係る安全・安心対策連絡会の開催について (PDFファイル: 79.1KB) -- ▲10日発表、12日開催 -- https://www.city.kyotango.lg.jp/material/files/group/1/20231002_n165.pdf 【10月2日】米軍経ヶ岬通信所の発電機の停止に関する情報について (PDFファイル: 70.4KB) -- https://www.city.kyotango.lg.jp/material/files/group/1/20231001_n164.pdf 【10月1日】米軍経ヶ岬通信所の発電機の稼働に関する情報等について (PDFファイル: 82.0KB) --
●福知山市 https://www.city.fukuchiyama.lg.jp/soshiki/3/2592.html 陸上自衛隊福知山射撃場の経ヶ岬通信所の軍人・軍属による限定使用について 令和5年10月24日(火曜日)~26日(木曜日) 射撃訓練実施
-- ◆外務省 --
-- ◆防衛省 --
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▼2023年10月② 米軍(相模原など含む)
-- https://www.facebook.com/14MDB 14th Missile Defense Battery, KCS, 米陸軍経ヶ岬通信所, 第14ミサイル防衛中隊 -- https://www.facebook.com/38thADABrigade 38th Air Defense Artillery Brigade 米陸軍第38防空砲兵旅団 -- https://www.facebook.com/94thArmyAMDC 94th Army Air and Missile Defense Command --
-- https://www.dvidshub.net/unit/94AAMDC https://www.dvidshub.net/unit/38ADABDE https://www.dvidshub.net/tags/video/14th-missile-defense-battery https://www.dvidshub.net/tags/video/14th-mdb
-- 38th Air Defense Artillery Brigadeの動画から https://www.youtube.com/channel/UCVa-fwnRXSOrhIHdN94SQrg/videos --
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◆グアム◆ --
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▼2023年10月④ 日米・日米韓
1.記事 -- https://nordot.app/1084997960684110545 米原子力空母が韓国・釜山入港 北朝鮮けん制狙い 2023/10/12 共同通信
https://nordot.app/1084374227140362984?ncmp=post_rcmd 空母参加、日米韓が共同訓練 海自、東シナ海周辺 2023/10/10 共同通信
2.海上自衛隊 -- https://www.mod.go.jp/msdf/release/202310/20231010.pdf 令和5年10月10日 海上幕僚監 部 (お知らせ) 日米韓共同訓練について 海上自衛隊は、日米同盟の抑止力・対処力の強化、また日米韓の安全保障協力の推進の ため、次のとおり米海軍及び韓国海軍と共同訓練を実施しています。 1 目 的 海上自衛隊の戦術技量の向上並びに米海軍及び韓国海軍との連携の強化 2 期 間 令和5年10月9日(月)・10月10日(火) 3 訓練海空域 東シナ海 4 参加部隊 (1)海上自衛隊:護衛艦「ひゅうが」 (2)米 海 軍:空 母「ロナルド・レーガン」、 巡洋艦「アンティータム」・「ロバート・スモールズ」、 駆逐艦「シャウプ」 (3)韓国海軍:駆逐艦「ユルゴク・イ・イ」、補給艦「チョンジー」 5 訓練項目 各種戦術訓練(対潜戦、電子戦、LINKEX等)、PHOTOEX -- ▲9日に演習始めて、10日(演習中?演習後?)に報告 --
-- https://www.mod.go.jp/msdf/release/202310/20231010_2.pdf 令和5年10月10日 海上幕僚監 部 (お知らせ) 日米共同訓練について 海上自衛隊は、日米同盟の抑止力・対処力を強化すべく、次のとおり米海軍と共同訓練 を実施しました。 1 目 的 海上自衛隊の戦術技量及び米海軍との相互運用性の向上 2 期 間 令和5年9月30日(土)~10月7日(土) 3 訓練海空域 関東南方から東シナ海 4 参加部隊 (1)海上自衛隊:護衛艦「ゆうだち」・「のしろ」 (2)米 海 軍:空 母「ロナルド・レーガン」 巡洋艦「アンティータム」・「ロバート・スモールズ」、 駆逐艦「シャウプ」 5 訓練項目 各種戦術訓練(LINKEX等)、PHOTOEX -- ▲事後報告
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▲これ以前は、ニュースクリップに
http://www.kinyobi.co.jp/event/20170113_002205.php 丹後半島に米軍基地があるのです 2017年01月13日|カテゴリー:市民運動紹介
▲週刊金曜日で紹介されました (2017年2月の総会で、年会費は、3000円に引上げ)
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沖縄を再び戦場にさせない! 沖縄県民集会連帯同時集会in京都
日時 2023年11月23日 午後3時45分 集合 4時30分 出発 場所 円山公園 ラジオ塔前集合
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2023年月 例会
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パンフレットNo.11 のご案内(2023年10月発行)
● パンフレット No.11 のご案内 ● 学習に 討論に 最適!注文受付中! 京都にも沖縄にも、米軍基地はどこにもいらない!東アジアに平和を! 米軍Xバンドレーダー基地撤去! 辺野古新基地建設反対!
2023 年 10月月1日 発刊 フルカラー・48ページ / 頒価300円 発行 米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会
主な内容
■ 巻頭言 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会 事務局長 池田高巌
■ 現地より 「京丹後宇川の風」代表/京丹後市議 永井友昭さん
■ 沖縄からの連帯メッセージ 沖縄を再び戦場にさせない県民の会 事務局長 山城博治さん
■ 2023・6・10京丹後現地集会への連帯メッセージ ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会 共同代表 清水早子さん
■ 米軍Xバンドレーダー基地の10年 京都連絡会 共同代表 瀧川順朗
■ 放射能汚染水の「海洋放出」に反対しよう! 国家安全戦略の一環とした日本の原発政策 人工放射性物質を拡散させる原発を廃棄しよう! 近畿連絡会 代表世話人 大湾宗則
■ 街なかビラ行動に参加して 吉水律子さん
など
注文受付中!手渡しまたは郵送(郵送の場合は部数と郵送先をご連絡ください。送料実費)
-- 米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会 代表世話人 中北龍太郎 大湾宗則 連絡先 大湾宗則 (TEL/FAX 075-467-4437)
事務局連絡先 090-7108-5508 (池田高巌) E メール komai123@kfa.biglobe.ne.jp
郵便振替口座 名義:京都連絡会 番号:00950-9-303127
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● パンフレット No.11 訂正 訂正文 P,15 一番下の行 米軍族⇒米軍属 P.19 下から4 行目 戸外⇒子飼 P.21 下から5 行目 135 トン⇒135 万トン P.26 上から4 行目 連意⇒連帯 P.30 下から10 行目 植物連鎖⇒食物連鎖 P,30 下から8行目 放射能でブリ⇒強い放射線を出すデブリ P.33 上から15 行目 地下しつ⇒地下室
P.37 11 行目~19 行目(誤りではないのですが、読みやすくしました) 私たちは、原発再稼働に反対しているが、それは事故による広大な被害のみならず、原発存在(運転)そのものが人工放射能核種(超ウラン)を生産、放出して拡散させ、人類と自然界の生態系を破滅させんとしているから反対し、廃棄を求めている。
今回、政府や財界が進める「海洋放出」に反対する闘いは、直接的には、海と漁場を守り、海産物を食す全ての人々の健康を守る闘いであり、更にエネルギー政策の枠を超えて、人工放射能核種の拡散を許さず、原発稼働の継続を頓挫させ、国家安全保障戦略に基づく日本の核戦略を破綻させる闘いであり、彼らが放射能許容基準を高く設定して高濃度の汚染水を海洋放出していることを許さず、人類が将来にわたって社会的に安心して暮らすための私たちの「基準」確立をめざす闘争である。だからこそ、国際連帯の闘いが不可欠なのだ。
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会報44号(2023年7月6日) |
会報 バックナンバー |
▲本文省略 2016年10月 京丹後で配布のニュース A4版4頁
No.1(2016年10月13日)
No.3 (2016年12月)
No.4(2017年1月)
No.5 (2017年3月)
現在は、街中ビラと同じような内容のものを配布。
2017年8月 追加のチラシを作製
その他に、その時々の連絡会の活動報告のチラシを配布しています。2018年2月
街中ビラ 下の画像は 2021年11月15日以降 No.19
2023年10月18日 防衛大臣 木原稔 様 近畿中部防衛局局長 茂籠勇人 様
質問書
(1) 自衛隊経ヶ岬分屯基地と米軍経ケ岬通信所での PFOS/PFOAを含む消火剤の保管・使用について
赤嶺政賢衆議院議員が提出した「防衛省におけるPFOS処理実行計画等に関する質問主意書」に対する内閣の答弁書(2020年3月24日付)によれば、2019年9月末時点で、自衛隊経ヶ岬分屯基地にはPFOSを含有する泡消火薬剤400リットルが保管されていた、とされている。これに関連して、以下の点についてお答えいただきたい。
航空自衛隊経ヶ岬分屯基地について、 ○ 現在、PFOS/PFOAを含む消火薬剤が保管されているか否か? ○ 保管されていないない場合、どれだけの量をいつどのような方法で処分したのか。また、現在はどのような消火薬剤を使っており、それはどのような成分を含むものか(PFOS/PFOA以外の有機フッ素化合物は含まれているのか)? ○ 消火訓練等を含め過去にPFOS/PFOAを含む消火薬剤が使用されたことはあるか? また、使用実績がある場合、使用された消火薬剤はどのように処分・回収されたのか? ○ 基地内の消火用水槽等への水質調査、基地とその周辺の土壌調査はこれまで行われているか?また、今後そのような調査を行う計画はあるか?
米軍経ヶ岬通信所について、 ○ PFOS/PFOAを含む消火薬剤は保管されているのか? ○ 保管されている場合、それが使用されたことはあるか? ○ 保管されていない場合、どのような消火薬剤を使っており、それはどのような成分を含むものか(PFOS/PFOA以外の有機フッ素化合物は含まれているのか)?
(2) 米軍関係者の交通事故について
米軍関係者による交通事故が度々起こっていることは地域住民の大きな懸念となっている。これに関して、以下の点をお尋ねしたい。
○ 今年6月26日の京丹後市丹後町での米軍関係車両と民間車の衝突事故の際、翌日に京丹後市に第一報が伝えられたものの、怪我人の有無などのより具体的な情報が明らかにされたのは10日後のことであった。なぜそのように遅くなったのか? その経過についてお答えいただきたい。 ○ 事故の抑止・再発防止のために、米軍関係者の交通事故に関する現在の「公表ルール」を見直し、人身、物損に関わらずただちに公表すべきであると考えるが、その点に関する近畿中部防衛局の見解をお尋ねしたい。
(3) 基地周辺の海域での水質調査について
○ 今年3月に基地周辺の海域で実施された水質調査では2箇所でCOD(化学的酸素要求量)が基準値を上回る結果が出たが、その原因をどのように分析しているかお答えいただきたい。
(4) 発電機の騒音問題について
○ 米軍経ヶ岬通信所への商用電力の導入後も度々発電機が稼働しており、騒音が起こっている。とりわけ夜間の稼働は近隣住民にとって大きな問題であり、京丹後市も発電機の夜間稼働は行わないよう求めている。これについて近畿中部防衛局はどのように考えているか、また米軍側への具体的な働きかけを行っているか、お答えいただきたい。
(5) 米軍の経ヶ岬灯台前での再任用式について
経ヶ岬通信所に駐留する米陸軍第14ミサイル防衛中隊の2023年7月3日付のフェイスブックの投稿によれば、6月28日に経ヶ岬灯台前の敷地で同中隊の隊員の再任用式が行われている。また、同中隊のフェイスブックの投稿を見ると、この他にも九品寺の境内など基地の外(屋外)で再任用式や昇進式が幾度か行われているようである(2019年10月9日付の投稿など)。これに関して、以下お尋ねしたい。
○ 米軍が基地の外、しかも一般の観光客も訪れる場所で、このような再任用式・昇進式を行うのは問題があると考えるが、近畿中部防衛局の見解をお尋ねしたい。 ○ これら基地の外での再任用式・昇進式は、当該の敷地の管理者の許可を得て行われているのか? ○ こうした基地の外で再任用式・昇進式が行われる場合、近畿中部防衛局には事前に連絡があるのか?
**** (1) 自衛隊経ヶ岬分屯基地と米軍経ケ岬通信所での PFOS/PFOAを含む消火剤の保管・使用について
https://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_shitsumon.nsf/html/ 令和二年三月十二日提出 質問第一一三号
防衛省におけるPFOS処理実行計画等に関する質問主意書 提出者 赤嶺政賢 -- https://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_shitsumon.nsf/html/ 衆議院議員赤嶺政賢君提出防衛省におけるPFOS処理実行計画等に関する質問に対する答弁書
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(3) 基地周辺の海域での水質調査について
https://www.city.kyotango.lg.jp/top/kurashi/1/5/18963.html 第35回米軍経ヶ岬通信所の設置に係る安全・安心対策連絡会 令和5年6月16日 https://www.city.kyotango.lg.jp/ material/files/group/5/050616setsumeishiryou.pdf 第35回 米軍経ヶ岬通信所の設置に係る安全・安心対策連絡会説明資料 (PDFファイル: 2.6MB) (資料4)水質調査及び藻場分布状況
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(5) 米軍の経ヶ岬灯台前での再任用式について
2023年6月28日 経ヶ岬灯台前 再任用式
2020年6月5日 おそらく大成古墳群展望台 再任用式
2019年10月1日 九品寺境内 昇進式
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ロシアのウクライナ侵攻弾劾!ロシア軍はただちに撤退せよ! 米欧大国によるNATOの東方拡大反対! 日本政府は軍拡・戦争準備に利用するな!
(1) ロシア軍は今すぐウクライナから撤退を! 2月24日、ロシアによるウクライナ軍事侵攻が開始された。戦闘は拡大しており、兵士だけでなく、ウクライナの民間人の中にも多くの犠牲者が出ている。加えて、ロシアのプーチン政権は核兵器の使用を示唆する発言さえしている。このようなことは到底許されるものではない。 私たちはウクライナの主権を侵害し、民衆を虐殺するこのロシアのウクライナに対する戦争発動を徹底弾劾し、ロシア軍がウクライナからただちに撤退することを求める。そして、ウクライナの人々にもたらされている悲劇的な事態がこれ以上拡大することを阻止し、この戦争を一日も早く終結させるために、世界の労働者・民衆の反戦行動に連帯し、共に行動する。
(2) 何が今回の事態を生み出したのか? 欧米諸国は(そして日本政府も)ロシアのウクライナ侵攻を非難している。しかし、それはこのかんの自らの動向を棚にあげた欺瞞的な態度と言わざるを得ない。 米英独仏などの米欧の諸大国とロシアはこのかん、ヨーロッパを舞台にした覇権争い、勢力圏の拡張をめぐる争いを強めてきた。 欧米諸国はルーマニアやポーランドへのイージス・アショア配備をはじめ東欧諸国にいくつもミサイル/レーダー基地を建設し、これらの諸国への軍事援助を進めてきた。さらに、(ウクライナの加盟を含めて)NATO(北大西洋条約機構)の東方拡大を狙うことでロシアとの間で政治的・軍事的緊張を拡大してきた。また、ウクライナのゼレンスキー政権がそのような動きに積極的に結びつこうとしてきたことは事実である。 今回のロシアによるウクライナ侵攻は、そのような大国間の覇権争いのなかで生じ、それを背景にいまウクライナの市民、労働者・民衆に悲劇がもたらされている。そのような意味で、私たちはロシアによるウクライナ侵攻を断固糾弾すると同時に、このかんの米欧諸国政府の動向を批判し、軍事同盟としてのNATOそのものにも反対する。
(3) 反戦に立ち上がるロシアの人々 私たちはロシア・プーチン政権への批判とロシアの労働者・民衆に対する態度を区別しなければならない。米欧のNATO加盟国や日本政府による一方的なロシアに対する排外主義煽動にくみしてはならない。 プーチン政権によるウクライナ侵攻以来、ロシアでは「プーチンの戦争」を批判したために拘束された人々が、4日間で3300人を超えた。さらに多くの人々が街頭での反戦行動に立ち上がっている。また、ロシア軍のウクライナでの軍事行動に反対する公開書簡に賛同した約3万人のIT関係労働者など、様々な分野の人々が反戦の意思を表明している。私たちはそれらの勇気ある行動に連帯する。 私たちは平和を求めるウクライナの人々、反戦行動に立ち上がるロシアの労働者・民衆、そして全世界の人々の反戦行動に連帯する。労働者・民衆の国際連帯、国際反戦行動の前進のために共に行動する。
(4) 日本の軍拡・戦争準備、排外主義に反対する いま日本では、ウクライナでの事態を利用して、ロシアだけでなく中国などへの排外主義を煽り、それを日本の軍拡・戦争準備、自衛隊の敵基地攻撃能力の保有や憲法改悪に結びつけようとする動きが政府と民間の右翼勢力によって強まっている。 「中国による台湾侵攻に備えて軍事的準備を強化すべき」といった主張は、沖縄の民意を踏みにじって辺野古新基地建設をおし進め、沖縄・「南西諸島」を再び戦争の舞台にしようとするものだ。さらに、安倍元首相は米軍との「核共有」さえ主張している。 私たちはこのような主張を徹底して弾劾する。私たちは反戦・反基地・反安保の運動を進める立場から、ウクライナの平和を求める取り組みのなかで、このような日本の軍拡・戦争準備を狙う動きに断固反対してたたかう。
(5) 戦争につながる基地はどこにもいらない ウクライナに侵攻したロシア軍がまず真っ先に破壊した施設のひとつは、ウクライナのレーダーであった。このことは現代の戦争におけるレーダーのもつ重要な役割、戦争の際にレーダーが攻撃の標的となる危険性を現実をもって示した。京丹後の米軍Xバンドレーダー基地や、いま建設・強化されている「南西諸島」の自衛隊のミサイル/レーダー基地も同様の意味合いをもっている。だからこそ、基地の強化ではなく、戦争につながる基地を撤去することが必要だ。戦争とそれによる市民、労働者・民衆の犠牲を生み出さないための努力を私たちはすべきである。チェルノブイリ原発などウクライナの原発をめぐる事態も同様である。 ウクライナおよびアジア・世界の平和のために積極的に行動しよう。
2022年3月3日 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会
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http://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/geo/db/sur0060.html
2014年、Xバンドレーダーの施設が増築され、海からの景観が大きく損なわれた。
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